|
|
目の前にいる人が、好ましい人物かどうかを判断するとき、私たちはまず、「資格」を活用する。
目から入る情報は多岐にわたるため、判断材料が豊富だからです。
視覚以外の感覚は、かなり近くまで近づかないと使えないので、あまり重視されません。
たとえば、触覚で判断するには、触らないとならないので、かなり密接な関係を築いてからでないと使えない。収穫も、しかり。かなり匂いの強い人でないと、体臭までは分からない。このため、人間関係の初期に活用できるのは、やはり視覚「外見・見た目」なのである。
そして、視覚の次に重要視されるのは、聴覚。人を判断するときには、外見と同様に、声や話し方が決め手になるケースは多い。聴覚による刺激は、あなたが思う以上に決定的な力を持っている。
実際に、「あの甘い声に囁かれたら夢中になってしまった」「低くて渋い声に心を奪われた」と、声に惚れる女性は多い。もちろん、男性も声には敏感だ。
女性の話し方一つで、同調することもあれば、反発したくなることもある。
まず、声に変化をつけることが重要。そうでないと相手の印象にも、残らない。抑揚のない平坦なリズムで延々と話をつづけられては、冴えない教授の講義のようなものである。
内容はほとんど同じなのに、人気のある教授の講義は、声や話し方に豊かな表情がある。自分の体験を話すときには、あたかもその場にいるかのように臨場感あふれさせて、学生の心をがっちりつかむ。店舗やリズムにも工夫があり、退屈どころか、「このままいつまでも効いていたい」と思わせるほどである。
話に耳を傾けてもらい、さらに魅力的だと思わせるには、まず、「伝えたいことがある。だから自分の話を聞いて欲しい」と心から願うことである。
そして、重要なのは、聞き手の反応に敏感になることである。
聞き手がいるからこそコミュニケーションが成り立つことを忘れてはならない。
また、声の大きさにも留意したい。聞き取れないほどの小さな声では、相手に神経を使わせるので、イライラさせてしまいかねない。
大きすぎる声も、相手を圧倒して不快にさせる。また、無礼である。
はっきりした声で話すのが最低条件だが、ことさらに大きな声で話す必要はない。
|
|
|
|
|
|
|